2016年2月10日水曜日

『オールドカリモクチェアの修理:良いモノを長く使う』

私が生まれた頃から実家にあった椅子。
あたりまえにありすぎてどこのメーカーのものかなんて考えた事もなかった。
新居に引っ越す時、祖母から貰ってくれないかと頼まれた。
正直レトロ過ぎて、えーーー・・・と思ったが!!よくよく見てみたらヴィンテージレベルのカリモクさんだったのでありがたく頂くことにした。



30年以上1度も修理に出していないのでおそらく見えない部分の劣化もあるだろうし、生地も張り替えたい。
色々調べてこちらにお願いする事にしました。


FUJITAKE WORKS(フジタケ ワークス)
http://tetoteworks.com/FWcontact1.html

メールである程度の状態と画像を添付して見てもらい、おおよその見積もりを頂いたあとに、持ち込みでお願いしに行きました。
生地サンプルも色々見せて頂きましたが結局決めたのは他のお客様の修理でたまたまその場にあったデニムの生地。
デニムといってもストレッチが入っているような質感で経年でどう変わっていくのかが楽しみだなと。

納期は1週間程。
クロネコさんの家財便で送って頂きました。



完成品。


この木のツヤっとした感じもあまり好きではなかったのですがデニム生地と相性が良かったのかあまり気にならなくなりました。


今はこんな感じでプロジェクター鑑賞用として使用中。


カリモク公式HPによると
1987年以前の製造製品は、カタカナの(カリモク)シール、それ以降から現在まではローマ字で(Karimoku)というシールが貼られています。
とのこと。
カタカナカリモクや、オールドカリモクと呼ばれなかなか貴重なものらしいです。

張り替えにかかった費用はというと・・・
案外かかりました。
フジタケワークスさんが高いわけではなくどこも同じ様な見積もりでした。
安価なソファであれば新品も買えてしまうような金額でしたが、私達が受け継がなければきっと使用する事がないであろう椅子。
手を施して長く使えるのであれば新品よりもこちらを選びたかったので。
今度は我が家で大事に使おうと思います。


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